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[1999/9/22]

那須モータースポーツランド

那須モータースポーツランドは東北自動車道路、那須ICから約15分くらいに位置するミニサーキット。もともとはバイクやカートの走行用に作られていたようだが、最近は4輪も数多く走行できるようになったようだ。

今回の走行はインテグラRに乗る中山さんと一緒に無限主催のサーキット走行会に1999/9/22に参加した。

中山さんDC2と 野間EK9

走行レポート

当日はあいにくの雨模様。はじめてのサーキットで雨、というのは余り嬉しくない。コースの特徴もわからないまま、コーナーを攻めるのはなかなか厳しいものがあるからだ。

いつものジムカーナやサーキット走行と同じく、タイヤをSタイヤに交換する。この時点で雨はさほど強くなく、ワイパーは間欠で十分であった。実際にコースインしてみると、雨足のわりにはコース上は水がたまり、ところどころ川のようになっている。1コーナー後の一番長い直線は3速でもホイールスピンするほど。もちろんブレーキをかければ即ハイドロプレーニングを起こし、タイヤロックするほどだ。

S字コーナーを抜けて一番の低速コーナーのあたりは意外とグリップする。というのもここだけは雨がコース上にたまっていないからだ。

そんな悪条件の中走っていると、どんどんと前の車に引き離されていく。無限主催だけあって、この走行会は「ホンダ車」限定、1/3がインテグラR,1/3がシビックR、そして他は EFシビック、ビート、S2000、DBインテグラといった具合。自分のグループはEK4が1台いるものの、ほかはすべてEK9シビックRだ。同じ車であるし、真剣なジムカーナ車両でミニサーキットで負けるわけにはいかない、、、と気負うものの、ブレーキがきかない、アクセル踏んでも進まないのはどうにもならない。

そうこうしているうちにある周回の最終コーナーの手前で急に雨脚が強くなった。ワイパーを間欠から、連続に切り替える。そしてホームストレート。雨脚が強くなったから慎重にブレーキ・・・と思ったが時すでに遅し。コース上は完全川状態で、どのライン上も水が流れている。まったく制動がきかない。今まではロックしてもブレーキを抜いて対処し、グリップを戻した時点で曲げていたが、まったくグリップが戻らない、減速できない。もう駄目と判断し、サイドを 思いっきり引く。しかしこのとき、サイドは緩めていたのと、サーキット走行というので普段のジムカーナパッドから、ノーマルパッドへ変更していたのが仇となりすぐには効かない。しかしもうなすすべがない、かまわず サイドを引き続け、ブレーキを踏み込む。なんとか横を向いたが、そのままの姿勢でコースからこぼれ落ちる。コースの外は砂利ではなく、土になっていて雑草が生い茂っている。雑草に雨はまたよくすべるらしい、止まらない。減速しきれないままスポンジバリアに吸い込まれる・・・

バキ、ドン!・・・・・・

ああ、神様・・・

・・・スポンジバリアに真横から激突して停止した。車はフロントフェンダー、ドア、リアに至るまでスポンジバリアに食いこんでいる。ドアミラーは完全にこちら側を向いている。やってしまった・・・。今までの車人生のなかで、事故もほとんどなく、ガードレールにフェンダーをこすったのが最大の破壊だった自分の中が、サーキット走行でやってしまうとは。しかもエキマニ・マフラーをつけ、ミッションOHなどなどやったばかりでお金も何十万も使っていた矢先にこれとは。おれの車人生、これまでか。

車は完全にスポンジに埋まってしまい、ハンドルをきっても出せそうもないし、これ以上傷口を広げたくない。なのでレスキューを待ち、リアを引っ張って出してもらった。そそくさとピットへ戻り、車を止め、左側に回り込む。

ああ、神様はまだわたしを見捨ててはいなかった。どっから、どうみてもフェンダーのゆがみも、傷も見当たらない。同行した中山さんが気を利かせてスポンジで洗ってくれたが、それでも見当たらない。どうやらスポンジバリアに対して真横からあたったことで、衝撃が分散したのが幸いしたらしい。なんてラッキー! これでまだまだ走れる。

コースアウト後撮影

とても安全なサーキット

結局雨は少し弱まったものの、一日中ずっと降りつづけていた。タイヤはSタイヤからノーマルタイヤ(しかも鉄ホイール)へ戻し走行。ノーマルタイヤがいかに雨のなかでブレーキ、アクセルがきくか実感した。しかし横の踏ん張りがまったくない。舵角を少しでも多くすると駄目。しかしせっかく無傷で戻ったのだから、2度目のラッキーはないだろうということでかなり抑えての走行となってしまった。

その後何台かの車がコースアウト、やはりスポンジバリアにいい勢いで激突していた車両もあったが、同じく無傷で戻ってきていた。 もともとが二輪やカートという、生身の人間が走行するサーキットだけあり、ほぼ全周にわたってスポンジバリアが設置されているのが大きな事故にならない最大の理由だろう。その点、日光サーキットやスポーツランド山梨と大きく違う点だ。ミステイクを許すサーキット、それがここ。

その他、屋根つきのガレージがある、綺麗で十分な数のトイレが設置されていること、カレーや麺類などの軽食を出してくれる売店もあり、この手のミニサーキットとしては施設も整っている。メインスタンドも用意されており、そこからはコースの半分は見渡せる。

次回は是非ドライで挑戦したい。

コース紹介

1コーナー(危うくノマコーナーとなるところだった)

S字コーナーから低速コーナー。ここもコースアウト要注意

広いパドック。 屋根つきのガレージがある、本格的なミニサーキット。

ホームストレート。右側の土手はメインスタンド。