最大の特長は フラットトリニトロン初の 4:3。今までは 16:9のワイドだけだった。 そのためか、電気屋でみたところ 28インチ フラットトリニトロン (KV-28SF3)と比べて 若干コンバージェンスが甘い。まあそれでも縦狭はいまさらねえ。ワイド放送も なくなったしね、これからはやっぱり縦広テレビでしょう。
さて、以前もっていた13年おちのテレビとは PROFEEL STAR KV-21XBR1。 これは PROFEELの名前を受け継いではいるが、TVなのでTVチューナーがついている。 もちろんそれまでもソニーはTVを作っていたが、 これは現在のソニーのテレビの原点らしく、なーんとこの最新のTVに至るまで 設定、リモコンなどのインターフェースデザインが共通 である。まったく同じといっていいほどだろう。リモコンも同じものが使えるし、 チューナー設定も同じ、画質に関しては最近のは色温度などが設定できるが PROFEEL STARは「トリニトーン」という、色を青っぽくしたり、赤っぽくすることが できた。まあ使わなかったけど。だから実はこの PROFEEL STARでよかったんだけどねえ、 さすがにブラウン管が焼けて赤くなるわ、コンバージェンスはずれるし、フォーカスは 甘いし、経年劣化は否めないよね。機能面は問題ないどころか、今はもうほとんど ついていない、 8pin DIGITAL RGB, 21pin ANALOG RGB入力がある ※。640x200ドットまで 表示できた。前面入力端子もついていた。
そうだ、ここは WEGA の紹介するところだった。
WEGA 29は何がいいって、やっぱりカッコイイよね。専用スタンド(とはいっても、 28インチと同じだけど)とあいまって、スクエアなデザインがカッコイイ。 21インチテレビのスタンドは 横幅43センチが最大で、サイドウッドがついてた EDβデッキ、EDV-9000が入らなかったけど、今回は当然余裕で入る。横幅はかなり あるんだけど台形フォルムになっていて、奥の方は狭くなっているから角に配置 しやすくなっている。またTVの奥行もかなり短くなっているねえ。トリニトロンと いえば、奥行きが長いことで有名だったけど、今はもうそんなことないね。
普通今まではブラウン管の上側が放熱用にスリットはいってけど、埃が入って トラブルことが多かったみたい。そのためこのモデルは上部にはスリットが入っていなく、 横が全面スリットになっている。そのため、ウーハーは横についていて、従来ついていた 導波管効果 ※ はまったくない。どうやら前ブランド「キララ・バッソ」は忘れてしまった らしい。ちなみにキララ・バッソとは、キララな映像、バッソな音ということで、 映像と音に力をいれたモデルでマイケル・ジャクソンが踊っていたCM( 砂からマイケルジャクソンにモーフィングした。逆かも)で有名。 しかーし、このCM、大賀会長(当時社長)の「TVが映ってないじゃないか!」 という逆鱗にふれ、1ヶ月ほどで全然ふつーのCMにかわってしまった。
そーいえば、昔のキララ・バッソについてた、テレビ上部に配置するスタンド もつくところがない。このスタンドをつけるとビデオデッキをTVの上に配置する ことができて、結構便利だったと思うのだが。そういえばジョグダイアルの 原点、不思議リモコンはどこへいったんだ?(^^)
まー、PROFEEL STARを台込で 22万円で買っていた時代から 13年、台なしでは 10万円 せずにフラットテレビが買えるんだから、安くなったもんだ。安くなったけど、 安いなりにコストダウンしてるよね。別に同じ値段で超綺麗な 21インチとか、 25インチがあったらそっちにしたんだけどなあ。やっぱ29インチはでかい。 ソニーは今後 フラットトリニトロンでフルラインナップを組むそうなので、そのうちに 21インチも出るでしょう。でもこの御時世、21インチで高性能モデルは期待できないか。
まあいろいろいってみたけど、 WEGA 29インチは届いて4時間ほど 見続けてしまったから気に入っているみたい。これでGTやると楽しいしね。
※ ハイビジョンTV KW-32HDF9/28HDF7には RGB入力(640x480 dot)
も、ウーファーボックスもある。しかしなあ、Hi-Visionもなくなるのは決定しているし、
今更こんな高くて将来性のないTVはぼくは買いません。結構売れているらしいけど。