レギュレーションは以下のとおり。レギュレーションに記載されていない改造、セッティングは自由とする。
NEWクラス2:多くのターボ車(排気量規定オーバー)の場合は最低重量が 900kgに引き上げられる。(協力:小田さん)
排気量 | 駆動方式 | エンジンパワー | 車両重量 | タイヤ | |
---|---|---|---|---|---|
クラス0 | 無制限 | 不問 | 460ps以下 | 1000kg以上 | レーシング |
クラス1 | 2500cc以上 | 4WD | 280ps以下 | 1100kg以上 | セミレーシング |
2500cc以上 | 2WD | 280ps以下 | 1000kg以上 | ||
2500cc以下 | 2WD | 320ps以下 | 1000kg以上 | ||
クラス2 | 2500cc以上 | 不問 | 250ps以下 | 900kg以上 | |
2500cc以下 | 不問 | 250ps以下 | 800kg以上 | ||
クラス3 | 1600cc以下 | 不問 | 250ps以下 | 制限なし |
NTCC ターゲットタイム
1'21"台 (TRIAL MOUNTAIN)
1'19"台 (レーシングモディファイ車)
このレギュレーションは適宜変更される。
参考:[GT NAエンジン車チューニングスペック][GT ターボエンジン車チューニングスペック]
車名 | 対応クラス | 馬力[ps] | 車重[kg] | 0-400m | 0-1000m | TIME | その他 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
アコードSiR | クラス1 | 318 | 1029 | 13.262 | 23.436 | 1'31"653 | |
'95 プリメーラ 2.0Te | 314 | 1003 | 13.556 | 23.361 | 1'30"032 | ||
S14 シルビア Q's AERO | 314 | 1011 | 14.020 | 24.033 | 1'32"219 | ||
MR-2 G-Limited | 320 | 1054 | 12.965 | 22.616 | --- | NA Stage3、マフラー2、ポート研磨、バランスとり | |
EXIV | 318 | 1020 | 13.068 | 22.829 | 1'36"523 | 曲がらない | |
LEVIN BZ-G | クラス2 | 245 | 803 | 13.499 | 23.895 | 1'34"643 | 曲がらない。コンピュータ、ポート研磨、バランス取り |
EG6 シビック SiR-II | 247 | 811 | 13.524 | 23.769 | 1'30"584 | コンピュータ、ポート研磨 | |
ミラージュ CYBORG-R | 250 | 811 | 14.233 | 24.682 | --- | ||
AE86 TRUENO | クラス3 | 215 | 721 | 13.700 | 24.035 | 1'30"714 | コンピュータ、ポート研磨、バランスとり、足回り |
プレリュードSiR | クラス2 | 250以下 | 844 | --- | 22.835 | --- | |
インテグラタイプR | 248 | 858 | 13.719 | 23.982 | --- | コンピュータ、バランスとり、エンジン NA Stage 1 + マフラー2 | |
スカイライン GTS25 TypeS | 244 | 844 | 12.887 | 23.151 | --- | コンピュータ、ポート研磨、バランスとり、エンジン NA Stage 2 + マフラー3 | |
S13シルビア '91 K's 2000cc | 245 | 994 | --- | 22"台 | --- | ||
S14シルビアK's | 250 | 900 | --- | --- | 1'22"台 | ||
インプレッサ'96 ワゴンWRX | 250 | 928 | --- | 21"台 | 1'23"台 | ||
インプレッサ'96 STI-III | クラス1 | 278 | 1125 | 12.833 | 22.956 | 1'23"台 | |
シルエイティ | 281 | 1053 | 13.068 | 22.906 | --- | ||
R32 スカイライン GTS-t | 276 | 1071 | 12.872 | 23.071 | --- |
これがおわったら初めてターボチューン。でもものによっては stage 4やって、アイドリングからふけ上がらなくなるのもあるよね。こういうのは失敗。スピンしたあと再加速ができない。変な車をいじるより、R指定の車かったほうがいいかもね。でも買えるころにはもらえていたりするからなあ、もう趣味の世界だね。
通常加速性能をあげるためには、エンジンパワー、軽量化を行うことが早道である。しかしNTCCではそれができないため、0-400m, 0-1000mのタイムから以下のことを行う
立ち上がりとは パーシャル状態とよぶ、ハンドルそのまま、アクセルもそのままの状態から立ち上がりラインへ向かいつつハンドルを戻し、アクセルを開けていくことを意味する。注目したいのはパーシャル状態のときどれだけハンドルを切らず、たくさんアクセルが開けられているかということである。もしハンドルをたくさん切り、アクセルが余り踏めない状態であれば、それは「アンダー」となる。逆にカウンターステアをあてる必要がある場合は「オーバー」ということである。この「アンダー」「オーバー」を調整するには以下のように対処する。
全体の状態 | フロント、リアの状態 | 調整方法 |
---|---|---|
アンダー | フロントが外へ逃げる | フロントを柔らかくする |
アンダー | リアがグリップしすぎる | リアを固くする |
オーバー | フロントが内側へ入る | フロントを固くする |
オーバー | リアがスライドしすぎる | リアを柔らかくする |
これを標準の状態から自分の操作感覚とタイムをみて調整していく。ただし、駆動方式、標準の状態によっては逆の調整を行う必要がある。というのも車両によってスプリングの固さ、ダンパーの固さが全然違い、前後のバランスがどうとれているかが皆目検討つかないからである。
スプリングとダンパーはバランスを取る必要があり、ゲージの中でつまみをだいたい同じくらいのところにしておくとよいようだ。ゲージの左側 MINが柔らかく、右側の MAXが固い。
車高は下げれば下げるほどコーナリング性能があがる。しかしサスペンションのストロークなくなり、底付きすることがある。とりあげず最低車高から 10mmをめどに設定しておく。ちなみにスプリングレートを上げる(固くする)れば、スプリングの縮みが少なくなるので下げることが可能。
通常は前後とも同じ高さにするが、変更することも可能。前のめりであれば、オーバー傾向、後ろさがりであればアンダー傾向となる。ただ、このような調整はオススメしない。
厳密な意味ではキャンバーをつければ、そこそこコーナリング性能は変化する。しかしこれもサスペンションセッティングをきめてからの話となる。
以上のことを調整し、コーナリング性能をあげつつ、操作しやすい車両を作ろう。またセッティングはちゃんとラインを覚えてから行うこと。毎回操作が違っていたり、ラインが違っていてはセッティングが決まらないし、時間の無駄だ。
ちなみに GTでは調整するとちゃんと変化が現れる。凄いことだ。
車両 | NSX type R |
---|---|
馬力 | 504ps |
重量 | 959kg |
装着パーツ一覧 |
ストレートマフラー レーシングブレーキ ROM TUNE ポートポリッシュ エンジンバランスとり STAGE-III NAチューン レーシングサポートミッション カーボン製トリプルクラッチ 超軽量レーシングフライホイール レーシングサポートサスペンションキット フロントスタビライザー:HARD リアスタビライザー:HARD タイヤ: レーシング ソフト/ソフト 軽量化 STAGE-III |
森林タイプコース | ロードタイプコース | |
---|---|---|
セッティングコース | AUTUMN RING II | ROUTE 5 II DEEP FOREST II |
Fスプリングレート | 7.0kg | 9.8kg |
Rスプリングレート | 7.5kg | 8.0kg |
F車高 | 100mm | 100mm |
R車高 | 100mm | 100mm |
Fダンパーレート | 7 | 8 |
Rダンパーレート | 8 | 8 |
Fキャンバー | 1.0 | 2.0 |
Rキャンバー | 1.0 | 1.0 |
Fスタビライザー | 3 | 4 |
Rスタビライザー | 2 | 4 |
フィーリング | トラクション重視 なるべく跳ねないように。 | 回頭性重視 クイックなハンドリング |
この NSXではじめてスタビライザーのセッティングを行った。このGTではスタビはダンピングをアシストするような感じ。つまり、スプリングを固めて、ダンパーで追いつかない場合にスタビを固くするような感じ。ほんとはどうなんだろう。実車はシティのセッティング(スプリング、ダンパー)しかしたことないのでわからない(^^;ちなみにダンパーは最強にするとめちゃくちゃ固くなるようだ。
森林コースタイプはとにかくダンピングを効かせて跳ねない様にしつつ、前に進むようにセッティング。S字はドリフトさせて、直線的に走るようにすることを前提としている。
ロードコースはオーバーステア気味で、クイックなハンドリング。ハンドルよりブレーキとアクセルでコーナーリングする。スプリングが固すぎるので跳ねるのに注意。森林コースはオンロードではねるのに、ロードコースはそんなに跳ねないからもしかして路面のグリップが違うかもしれないね。
車両 | Integra type R |
---|---|
NTCCクラス | クラス2 |
馬力 | 248ps |
重量 | 858kg |
装着パーツ一覧 |
ストレートマフラー レーシングブレーキ ROM TUNE エンジンバランスとり STAGE-II NAチューン レーシングサポートミッション カーボン製トリプルクラッチ 超軽量レーシングフライホイール レーシングサポートサスペンションキット フロントスタビライザー: HARD リアスタビライザー: HARD タイヤ: セミレーシング ソフト/ソフト 軽量化 STAGE-III |
セッティング | |
---|---|
セッティングコース | TRIAL MOUNTAIN |
Fスプリングレート | 4.0kg |
Rスプリングレート | 4.1kg |
F車高 | 90mm |
R車高 | 90mm |
Fダンパーレート | 5 |
Rダンパーレート | 7 |
Fキャンバー | 1.5 |
Rキャンバー | 1.5 |
Fスタビライザー | 3 |
Rスタビライザー | 3 |
フィーリング | トラクション重視 ニュートラルステア |
今でも足回りは柔らかい。パワーをあげる場合は、足回りをもう少し固くする。
車両 | Accord SiR |
---|---|
NTCCクラス | クラス1 |
馬力 | 318ps |
重量 | 1029kg |
装着パーツ一覧 |
ストレートマフラー レーシングブレーキ STAGE-III NAチューン レーシングサポートミッション カーボン製トリプルクラッチ レーシングサポートサスペンションキット タイヤ: セミレーシング ソフト/ソフト 軽量化 STAGE-III |
セッティング | |
---|---|
セッティングコース | TRIAL MOUNTAIN |
Fスプリングレート | 5.5kg |
Rスプリングレート | 2.2kg |
F車高 | 122mm |
R車高 | 122mm |
Fダンパーレート | 7 |
Rダンパーレート | 8 |
Fキャンバー | 2.0 |
Rキャンバー | 1.5 |
Fスタビライザー | 0 |
Rスタビライザー | 0 |
フィーリング | トラクション重視 弱アンダーステア |
ロールが少し大き目。もう少し抑えようとすると、リアがブレークして流れ出す。セッティングをみなしたら、スタビが入っていないなどまだ煮詰める余地がありそう。
車両 | AE86 SPRINTER TRUENO GT APEX |
---|---|
NTCCクラス | クラス3 |
馬力 | 234ps |
重量 | 619kg |
装着パーツ一覧 |
ストレートマフラー レーシングブレーキ ROM TUNE ポートポリッシュ エンジンバランスとり レーシングサポートミッション カーボン製トリプルクラッチ 超軽量レーシングフライホイール カーボンシャフト タービンキットSTAGE-I レーシングサポートサスペンションキット フロントスタビライザー: HARD リアスタビライザー: HARD タイヤ: セミレーシング ソフト/ソフト STAGE-II NAチューン レーシングモディファイ |
セッティング | |
---|---|
セッティングコース | TRIAL MOUNTAIN |
コースレコード | 1'22"台 |
Fスプリングレート | 2.0kg |
Rスプリングレート | 2.2kg |
F車高 | 120mm |
R車高 | 120mm |
Fダンパーレート | 5 |
Rダンパーレート | 3 |
Fキャンバー | 1.0 |
Rキャンバー | 1.0 |
Fスタビライザー | 3 |
Rスタビライザー | 3 |
フィーリング | 跳ねない様にセッティング |
跳ねない様に車高を上げてセッティングしたのはこの車がはじめて。軽すぎるのかな?
車両 | EKシビック Type R |
---|---|
NTCCクラス | クラス2 |
馬力 | 248ps |
重量 | 819kg |
装着パーツ一覧 |
ストレートマフラー レーシングブレーキ STAGE-III NAチューン レーシングサポートミッション カーボン製トリプルクラッチ 超軽量レーシングフライホイール レーシングサポートサスペンションキット フロントスタビライザー: HARD リアスタビライザー: HARD タイヤ: セミレーシング ソフト/ソフト 軽量化 STAGE-III |
SUSPENSION | Front | Rear |
---|---|---|
スプリングレート | 5.3kg | 3.3kg |
車高 | 90mm | 90mm |
ダンパーレート | 7 | 7 |
キャンバー | 1.0 | 4.0 |
スタビライザー | 3 | 5 |
セッティングコース | TRIAL MOUNTAIN | |
コースレコード | 1'23"台 |
車両 | CHASER LM Edition |
---|---|
馬力 | 675ps |
重量 | 1260kg |
装着パーツ一覧 |
ブレーキコントローラー レーシングサポートミッション カーボン製トリプルクラッチ タービンキットSTAGE-I サスペンションキット フロントスタビライザー: HARD リアスタビライザー: HARD タイヤ: セミレーシング ソフト/ソフト |
SUSPENSION | Front | Rear |
---|---|---|
スプリングレート | 8.0kg | 4.0kg |
車高 | 115mm | 115mm |
ダンパーレート | 4 | 5 |
キャンバー | 3.0 | 1.0 |
スタビライザー | 1 | 5 |
ブレーキ | 6 | 9 |
ダウンフォース | 0.65 | 0.60 |
セッティングコース | TRIAL MOUNTAIN | |
コースレコード | 1'15"台 |
車両 | EUNOS ROADSTER |
---|---|
馬力 | 241ps |
重量 | 663kg |
チューニングタイプ | フルチューン |
装着パーツ一覧 |
ストレートマフラー レーシングブレーキ ROM TUNE ポートポリッシュ エンジンバランスとり レーシングサポートミッション カーボン製トリプルクラッチ ストリートフライホイール カーボンシャフト タービンキットSTAGE-I レーシングサポートサスペンションキット フロントスタビライザー: HARD リアスタビライザー: HARD タイヤ: レーシング ソフト/ソフト (レーシングモディファイ) |
SUSPENSION | Front | Rear |
---|---|---|
スプリングレート | 3.0kg | 2.0kg |
車高 | 95mm | 95mm |
ダンパーレート | 4 | 5 |
キャンバー | 5.0 | 0.5 |
スタビライザー | 2 | 4 |
ダウンフォース | 0.40 | 0.60 |
ギア比 | 1 | 3.136 |
2 | 1.888 | |
3 | 1.330 | |
4 | 1.000 | |
5 | 0.814 | |
final | 4.352 | |
セッティングコース | TRIAL MOUNTAIN II | |
コースレコード | 1'21"台 |
車両 | EK シビックタイプR |
---|---|
馬力 | 273ps |
重量 | 703kg |
チューニングタイプ | フルチューン |
装着パーツ一覧 |
ストレートマフラー レーシングブレーキ ROM TUNE ポートポリッシュ エンジンバランスとり STAGE-III NAチューン レーシングサポートミッション カーボン製トリプルクラッチ 超軽量レーシングフライホイール レーシングサポートサスペンションキット フロントスタビライザー: HARD リアスタビライザー: HARD タイヤ: レーシング ソフト/ソフト (レーシングモディファイ) |
SUSPENSION | Front | Rear |
---|---|---|
スプリングレート | 5.1kg | 3.2kg |
車高 | 95mm | 100mm |
ダンパーレート | 5 | 5 |
キャンバー | 1.0 | 5.5 |
スタビライザー | 3 | 3 |
ダウンフォース | 0.40 | 0.40 |
ギア比 | 1 | 3.230 |
2 | 2.105 | |
3 | 1.458 | |
4 | 1.107 | |
5 | 0.887 | |
final | 4.560 | |
セッティングコース | TRIAL MOUNTAIN | |
コースレコード | 1'21"台 |
たぶんこの本がわかりやすく、てっとり早く理解できるでしょう。今はZEV(Zero Emissional Vehicle)屋さんともいえる、舘内氏です。タイトルはもしかしたらちょっと違うかも。このタイトルはサブタイトルだったような気がする :-(
この本によると、車をチューニングする場合